ベンチャーの立ち上げをやってみた感想


■ベンチャーと大企業の違いについて

こんにちは。加藤です。
早いものでジモティーの仕事をし始めてからちょうど1年たちます。
まあ、本当に色んな事のあった1年で、白髪が大量に増えるぐらい悩んで悩んで悩みまくってきました。
比較的大きな企業でメディアのプロデュースをしていたところから、ベンチャーの立ち上げを始めたので、
様々な違いも体感してきました。
今日は、僕が感じた小さなベンチャーで初めて働いてみて思ったことについて書いてみたいと思います。
これからベンチャーでチャレンジしよう、という人に多少でも役に立てば幸いです。


弊社のホワイトボードです。激闘がうかがわれます。



①あらゆることを自分たちでやる必要がある
当たり前といえば当たり前ですが、小さな会社では朝の開錠から始まり、
受付に電話を置く、掃除機をかける、ゴミを出す、ティッシュペーパーを発注する、隙間風をテープを貼って凌ぐなど、全てのことを自分たちでやらねばなりません。

扉にテープを貼りすぎて大家さんに嫌な顔をされたとしてもそれも自己責任です。
今まで誰かが知らないうちにやっていてくれたことが、当たり前じゃないことを痛感します。
一人暮らしを始めてわかる親のありがたみみたいな感じです。
ただ、弊社にはokatyさんという優秀なバックオフィスの大半を見てくれている人がいるので、
恵まれた環境にいるな、と思う今日この頃です。
ちなみにnaotyは新人のくせに一人でandroidのアプリを作る爆速成長中のエンジニアですが、
okatyと兄弟ではありません。


②ルールを作っていく必要がある
ジモティーは短パン、Tシャツ、サンダルOKです。
一時期、短パン、サンダル反対論者がいましたが、
そういった意味のない慣習的な考え方は駆逐です。
別に短パンでも仕事の成果かわんないんだから、いいじゃん、ということです。
考え方の根底を作っていくことがベンチャーでは最初に必要になるんですね。
そういえば、最初に会社に貼り紙したのは『喧嘩禁止』という内容でした。
フロアーで喧嘩する人が多かったんです。これはこれでかなりビックリ。
まるで小学生みたいだよね、と自分たちで笑ってましたが、実際、会社が最初にできた時って、
子供同士の集まりみたいな状態から始まるものなんだな、と思いました。


③スタート当初はサイトが落ちまくる
大きめの企業にいるとインフラは安定してて当たり前、という環境になれてしまいます(よくもわるくも)
セクションの分担がはっきりしているので、インフラを見る機会って、ほぼありませんでした。
が、現実的にサイト成長に合わせてインフラを安定稼働させるのって、まず最初にぶち当たる課題です。
そういう意味でAWSとid:hashくんはマストアイテムだな、と感じました。
ちなみにリン・ムーさんというとっても論理的かつ理知的で優秀なエンジニアのマネジャーもこのインフラ安定化の立役者ですが、
彼は日本人です。


④仕事のための仕事がない
誰かに対する説明のための思考のフレームワークをほぼしなくなりました。
よっぽど迷った時だけ自己整理のためにします。
リリースして検証した方が早いな、と365回ぐらい思った気がします。
なぜ、そう変えるのか、それがベストな方法なのか、などは考えません。
ユーザーが欲していると思うことをやるのみです。
そういう観点でエンジニアでUIの貴公子と呼ばれるsoplanaさんやスーパーデザイナーのタカユキさんとかは凄くユーザー視点が強くて、とてもいいブレスト相手です。
結果、デプロイの回数が尋常じゃなく多くなることもあり、それがトラブルの要因になることもありましたが、
即リリースの方がメリットが圧倒的に大きいケースは多かったと思います。


⑤実際にやることは大差ない
ユーザーに使ってもらえるサービスを作る。これはどこの会社だろうと変わらないので、
サービスを作る核心部分は変わらないな、と思います。
ストラクチャーやワイヤー書いたり、広告回したり、ログ解析したり、などなど。
逆にいうと、そういう核心的な部分で具体性をもったスキルや経験がないと、
ベンチャーでやっていくのは本当につらいな、と思います。
なので、経験値がない場合、高速で経験を積む必要があります。
マーケをやってるガーヒーちゃんやナイス津田さんは未経験領域だったところで
どんどんトライ&エラーを繰り返し、スキルを上昇させています。
結果、ジモティーも順調に成長を続けています。


ザっとこんなところがベンチャーでベンチャーさを感じたところです。



投稿者: 加藤 | 2012年09月26日 | スタッフブログ - 最新の記事: 社内で出産ラッシュが続いています!... 記事一覧ページTopへ