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地域活性をみんなでやろう!machiminと実証実験!②
2019年9月6日
ジモティーのブログ担当者です。前回、紹介したmachiminとの実証実験についての後編をお届けいたします。3ヶ月間で100件以上のやりとりをしていただいていて、本当にたくさんのことを検証できました。その中で、特に分かりやすく地域コミュニティの中で役立った事例を紹介します。

モノのやり取りを通じて、machiminを助けてくれる仲間が見つかった
machiminで現在は不要になったベビーベッドを無料で出品したところ、流山市外から問い合わせがありました。引き取りにきていただいて、話をしてみると、普段、市外に住んでいるため元々machiminのことは知らなかったが、ジモティーを通して知る機会ができたとのことでした。問合せをされた方は建築士をされており、リノベーションして作ったmahiminの施設について補強した方が良い点”をビシバシアドバイスくださったということでした。今後も相談したいことがあったらアドバイスに来ていただける関係に発展したそうです。

お譲りしたベビーベッド

通りがかりの人にもmachiminに参加するきっかけづくり
ジモティーに掲載されていた約200個の素焼きの花鉢。出品された方は、破棄するのに相当なお金がかかるところだったので「もらってくれてありがとう」と、わざわざmachiminまで渡しに来てくださったそうです。
引き取った花鉢のうち一部をmachiminの前に置いてみたところ、通りすがりのご近所の方が、「たくさん育ったから株分けしようか」とお花をくださったり、育て方を教えてくださったりと、よく挨拶を交わす関係性になりました。また、ジモティーに掲載したものを引き取りに来られた方が、後日、ご自宅の庭にあるお花を株分けするためにわざわざ持参くださったりと、花を中心にコミュニケーションが活性化しています。

花をきっかけに触れ合う地域住民

モノに込められた思いを引き継ぐことで地域住民を元気に
machiminでいつも参加してくださっている男性から「定年のタイミングで奥様を亡くし気落ちしており、家を片付ける気になれない。」とのお悩みをお伺いしました。ジモティーとの実証実験を伝えて、誰かの不要品を必要な人へつないでいく取り組みをしているので、これを機に家を片付けないかと提案してみたところ、人の役に立つものであればということで奥様を介護しているとき使う予定で買った新品未使用のポータブルトイレをお持ちいただきました。最終的に地域コミュニティ形成のための活動を積極的にされている介護老人保護施設に引き取られていき、machiminと他のコミュニティの関係性がさらに強くなるきっかけとなったとのことです。このことを男性にお伝えしたところ、大変喜んでいただけ、他にもどんどん片付けた品を持ち込み頂いているとか。

高価で良い品質のものだ!と喜び合う地域住民とスタッフ

必要なものが必要な場所で再活用
今回のジモティーとの取り組みを知り、大事にしていたアート作品を「場の価値も、作品の価値も上がる場所にお譲りしたい」ということでmachiminに持ち込んでいただきました。即日、なじみの店が新規店をオープンするので、そのお店に飾りたいとの連絡がありお譲りすることになりました。新しい場所でどんなコミュニケーションが生まれるか、楽しみです。

寄付されたアート作品

一つ一つは小さな取り組みかもしれませんが、取り組みを積み重ねていく過程で地域住民同士の触れ合いが生まれるような取り組みにしていければと考えています。

これからも実証実験は続いていきますので、継続して情報を発信いたします!
今後の活動にもご期待ください!