ニュースリリース
開始から3か月半で約6,100品のリユースに成功、粗大ごみ減量効果は30t以上
地域の情報サイト「ジモティー」(以下、ジモティー)を運営する株式会社ジモティー(以下、当社)は、神奈川県川崎市と2022年11月16日から実証実験として開始している「ジモティースポット川崎」の実証実験期間の延長を決定しました。ジモティースポット川崎には、開始からおよそ3か月半で、1,300人以上の方が約6,400品の不要品を持ち込まれており、持ち込まれた不要品のうち約96%にあたる約6,100品のリユースに成功しています。粗大ごみ減量効果は約31.2tと試算しており、地域内の資源循環を加速させる活動となっております。
■期間延長について
(1)実証実験の期間
(2)延長理由:
実証実験の開始以降、ジモティースポット川崎は多くの粗大ごみをリユースすることに成功しており、住民の方からもご好評の声をいただくことの多い取り組みとなっております。今後、実証実験として延長することでより効率的に多くの粗大ごみを減量するための仕組みの構築を目指します。
■ジモティースポット川崎について
ジモティースポット川崎は、川崎市と共同運営する官民連携のリユース拠点です。本来であればごみとして廃棄されるものを、他の方が気持ちよく使えるものであれば、何点でも無料で持ち込むことができ、市民の方が気軽にリユース活動に参加できる場所となっております。また、川崎市で収集した粗大ごみの中で状態の良い品物をピックアップ回収し、ジモティースポット川崎でリユース品に転換しています。持ち込まれた不要品は、ジモティーに出品し、必要な方へ販売またはお譲りしています。
■これまでの取り組みについて
2022年11月16日~2月28日の実証実験で、1,300人以上の方か約6,400品の不要品が持ち込まれ、そのうちの約96%となる約6,100品を譲渡・販売しました。粗大ごみの削減量は、約31.2tと試算(注1)しております。また、併せて同期間内において300点以上の食品の持ち込みがされ、その全てが引き取られました。
実証実験を通して、粗大ごみとしてこれまでは廃棄されていたものでも、ジモティーのメディアとしての集客力を活かし、回収後すぐにサイト上で多くの近隣住民に周知することで、高いリユース率を実現することに成功しました。また、不要品を持ち込まれた方からは「捨てるのがもったいないと思っていた気持ちが解消された」「自宅の不要品を処分する際に”リユース”という選択肢が生まれて良かった」という声を、引き取りに来られた方からは「使えるリユース品があることに驚いた」「品質のいいリユース品を無料もしくは低価格で販売しているのでまた利用したい」という声を多数いただいており、地域の方からご好評いただいております。
■今後の当社の活動について
今回の実証実験の開始後の結果を踏まえて実証実験期間を延長することが決定いたしました。
当社では、今後も地域内での資源循環を促進し、地元で個人・企業・行政が必要なものを互いに融通しあえる持続可能な社会の実現を目指しサービス運営に尽力してまいります。地域内での資源循環の促進やごみの削減を検討されている、全国の地方自治体や企業からのお問い合わせをお待ちしております。
※注1:持ち込まれた不要品の平均重量、リユースされた件数から算出
【ジモティースポット川崎の詳細場所】
スポット名「ジモティースポット川崎」
・住所:神奈川県川崎市多摩区宿河原6丁目37-18 102号室
・実証実験期間: 2024年3月31日(日)まで
※実証実験の期間は予告なく変更する可能性がございます。
■「ジモティー」について
「ジモティー」は、様々な情報を都道府県別や市区町村別に一覧化した情報サイトです。ジモティーでは「売ります・あげます情報」「不動産情報」「求人情報」等のカテゴリー別に、利用者の目的に応じて分類された情報が掲載され、利用者は無料で情報交換をすることが可能です。日本初の本格的なクラシファイドサイトとして、2011年11月にサイトをオープンしました。利用者同士が手渡しで取引が可能な品物や利用者の地元の情報が多く掲載されていること、利用料が無料であることから、誰でも簡単に利用できるサービスとして、月間で約1,000万人の方々に利用されています。2021年9月に発表された第4回エコプロアワードにおいては、最高位の一つである「環境大臣賞」を受賞するなど、サーキュラーエコノミーを体現するサービスとして評価を得ています。
URL:https://jmty.jp/
<本件に関して提携を希望される自治体様、報道関係の皆様からのお問い合わせ先>
株式会社ジモティー コーポレート部 宮本
MAIL:press@jmty.jp