ニュースリリース
3年連続で環境省の公募するリユースに関する自治体モデル実証事業に採択
地域の情報サイト「ジモティー」(以下、ジモティー)を運営する株式会社ジモティー(以下、当社)は、東京都八王子市と実証事業として行っている「ジモティースポット八王子」にてまだ使える不要品を戸別回収するサービスの実証事業を開始し、本日より申し込みの受付を開始いたします。なお、本事業は環境省が公募した「令和6年度使用済製品等のリユースに関する自治体モデル実証事業」に採択されております。八王子市と当社が連携するリユースの取り組みが環境省の公募事業に採択されるのは3年連続となります。
■ジモティースポット八王子について
ジモティースポット八王子は、不要になったけれどもまだ使えるモノを地域のコミュニティ内で譲り合うことが出来るサービスです。持ち込み希望の方は、ジモティースポットに持ち込むだけで、手軽に必要とする人に譲渡することができます。そして、譲り受け希望の方は、持ち込まれたモノの情報をジモティーで検索し、ジモティースポットで引き取ることでマッチングが成立する仕組みとなっています。
この仕組みは参加するステークホルダーのそれぞれにメリットがあります。持ち込む住民の方は、気軽にリユースに参加でき、粗大ごみ処理手数料の支払いを削減することができます。また譲り受ける方は、コストの安いリユース製品を利用する選択肢を持つことができます。自治体としては、ごみとして捨てる以外にリユースする選択肢を持つことが可能になり、ごみ減量活動の促進につながります。
■不要品を回収するサービスを開始する背景
八王子市では2024年3月に循環型都市八王子プラン(ごみ処理基本計画)を策定しており、「さらなるリユースの推進のため事業者と連携した仕組みづくり」に取り組むこととしております。ジモティースポット八王子は2022年度より実証事業を開始し、2023年度の実証事業では2023年9月~2024年3月の期間で、持ち込まれた不要品の約98% にあたる約9,000品の不要品のリユースに成功しました。ごみの減量効果は、約47tと試算しております*。期間内において、粗大ごみ収集でのリユース品ピックアップやセルフレジ等の導入によるスタッフの省人化を行うことで、2022年度の実証事業と比較してごみの減量効果や事業の効率性が向上させることが出来ました*。
2024年度は、これまでの検証結果を踏まえたうえで、事業効果のさらなる増大を図っており、その取り組みの一つとして、市民の自宅に訪問し、まだ使える不要品の戸別回収を一部地域で行います。戸別回収の実施により市民の利便性を向上させるとともに、ジモティースポット八王子に持ち込まれるまだ使える不要品の数を増やし、必要とする人に譲渡・販売することでごみ減量効果の拡大を目指します。本取り組みの申し込み方法や対象エリアなど詳細については下記URLをご参照ください。※なお、希望者多数の場合は、抽選とさせていただきます。
https://jmty.jp/about/jmtyspot_hachioji
■今後の取組みについて
ジモティースポット八王子は更なるごみ減量を目指して、今後も様々な取り組みを行う予定です。当社では、今後も地域内での資源循環を促進し、地元で個人・企業・行政が必要なものを互いに融通しあえる持続可能な社会の実現を目指しサービス運営に尽力してまいります。地域内での資源循環の促進やごみの削減を検討されている、全国の地方自治体や企業からのお問い合わせをお待ちしております。
<本件に関して提携を希望される自治体様、報道関係の皆様からのお問い合わせ先>
株式会社ジモティー コーポレート部 宮本
MAIL:press@jmty.jp
*リユース率は 2024年2月末までに出品された品物の2024年3月末時点の実績から算出