ニュースリリース

循環型社会の実現に向け北海道登別市及び北海道白老町と リユースに関する協定を締結
2021年1月28日

自転車や家具を修理し再生する「再生展示品」の利用促進にジモティーを活用

地域の情報サイト「ジモティー」を運営する株式会社ジモティー (本社:東京都品川区 代表取締役社長:加藤 貴博 以下、当社)は、北海道登別市(市長:小笠原 春一 以下、登別市)、北海道白老町(町長:戸田 安彦 以下、白老町)とリユースに関する協定を締結し、市町の広報物などでリユース活動の促進に向けた啓発活動を行います。

■背景
当社は「地域の今を可視化して、人と人の未来をつなぐ」を経営理念に、地域情報サイト「ジモティー」を運営しております。現在、月間1,000万人以上の方にご利用いただいており、ここ数年で注目を集めているリユース分野においても、大型の家具や家電を中心に、必要なモノを必要な人へ届ける場を提供しています。

当社と協定を締結する登別市・白老町では、同市町間の広域連携によりごみ処理を行う「クリンクルセンター」へ搬入された自転車や家具などを修理し、住民へ提供する「再生展示品の提供」を実施しており、資源の有効活用やごみの減量化を通して、循環型社会の形成を推進しています。しかし新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、施設への来館による再生品の展示や引き渡しなどを行うことができなくなり、新たな周知方法の整備が課題となっておりました。

今回の協定締結は、地域の中でのリユース活動を促進したいという同市町のニーズと、当社の理念が一致し実現に至りました。今後は、これまで同市町が共同で取り組んできた「再生展示品の提供」を広く住民に周知し利用を促進することで、リユース活動の啓発を図る実証事業等を実施していく予定です。

■実証事業の内容(2021年1月28日現在※)
登別市・白老町が実施している既存リユース事業である「再生展示品」をジモティーに掲載し、希望する住民への受け渡しを行います。ジモティーを利用することで、住民がクリンクルセンターへ来館することなく再生展示品の閲覧・申し込みを行うことができ、新型コロナウイルス感染症対策を講じながらリユース事業を継続することが可能となります。
また、これまで「再生展示品」の提供を知らなかった住民に対して事業を広く知っていただく機会となり、ごみ減量化・再資源化の促進とリサイクル意識の向上につながるものと考えております。
※実証事業の内容は今後変更する可能性があります

当社では、今後も持続可能な社会の実現を目指し、自治体と連携したリユース促進を強化していきます。ごみの削減やリユース促進に意欲がある、全国の自治体からのお問い合わせをお待ちしております。

(参考)提携及び協定締結自治体
2021年1月28日時点で12箇所の自治体と提携しています。
北海道:北見市、白老町、登別市、紋別市、羅臼町
青森県:弘前市
東京都:国立市
千葉県:木更津市
埼玉県:さいたま市
愛知県:半田市
奈良県:田原本町
大分県:佐伯市

■地域情報サイト「ジモティー」について
ジモティーは月間で1,000万人以上が利用する地域の情報サイトで、「売ります・あげます情報」「求人情報」「不動産情報」「助け合い情報」等のカテゴリー別になった情報が、都道府県別や市区町村別ごとに掲載されています。ユーザーは登録料や手数料が一切かからず無料で使用できるため、地域の情報インフラとして全国各地に広がっています。近年の事例としては、自治体と提携したリユース活動の促進、食品の譲渡や販売を通じたフードロス削減、災害時におけるボランティア情報のやり取り、ひとり親への支援活動といった用途が増加しています。
URL :https://jmty.jp/

■株式会社ジモティーについて
所在地 :東京都品川区西五反田1-30-2 ウィン五反田ビル4階
設立日 :平成23年2月16日
事業内容:「ジモティー」の企画・開発・運営
URL :https://jmty.co.jp/

<本件に関して提携を希望される自治体様、報道関係の皆様からのお問い合わせ先>
株式会社ジモティー ビジネス開発 宮本
MAIL:press@jmty.jp