ニュースリリース
ジモティーを活用し、地域内の資源循環を促進することで持続可能な社会の実現を目指す
地域の情報サイト「ジモティー」(以下、ジモティー)を運営する株式会社ジモティー (本社:東京都品川区 代表取締役社長:加藤 貴博 以下、当社)は、神奈川県川崎市(市長:福田 紀彦 以下、川崎市)とリユースに関する覚書を締結し、持ち込まれた粗大ごみの中からまだ使えるものをリユースすることで、粗大ごみの量を削減する実証実験を10月1から開始いたします。まだ使える不要品は、ジモティーに出品し、必要な方へお譲りいたします。
■背景
当社は「地域の今を可視化して、人と人の未来をつなぐ」を経営理念に、地域の情報サイトジモティーを運営しております。現在、月間1000万人以上の方にご利用いただいており、ここ数年で注目を集めているリユース分野においても、大型の家具や家電を中心に、必要なモノを必要な人へ届ける場を提供しています。これまで30箇所の自治体とリユースに関する協定を締結し、リユースの啓発や収集した粗大ごみの一部をジモティーで譲渡する取り組みを通して、地域内の資源循環を促進してまいりました。
今回、実証実験を実施する川崎市では「川崎市一般廃棄物処理基本計画」のもと、地球環境にやさしい持続可能なまちの実現を目指し市民・事業者・行政の協働により“エコ暮らし”を実践し、3Rの推進に取り組んでまいりました。しかしながら、近年粗大ごみの収集量が増加傾向にあり、粗大ごみ収集量の削減が求められておりました。
今回の実証実験は、増加傾向にある粗大ごみのリユースを実施することによりごみとして排出されない仕組みを作りたい市のニーズと、当社の理念が一致し実現に至りました。実証実験を通して、従来であれば粗大ごみとして廃棄せざるを得なかった不要品を地域内で循環させられる、官民連携で粗大ごみをリユースする仕組みの確立を目指したいと考えております。
■実証実験の内容(2021年9月27日現在※)
今回の提携では、川崎市生活環境事業所に持ち込まれる粗大ごみの中からまだ使えるものをジモティーに出品し、地域内の必要な方へお譲りいたします。当社からはジモティーを活用したリユースのノウハウを提供し、粗大ごみの中でまだ使えるものの選定基準や地域内での円滑な受け渡しをサポートいたします。また、川崎市の公式HPや公式Twitterアカウントでジモティーの紹介を行い、市民の方へのリユース意識啓発を行います。
【実証実験のイメージ】
当社では、今後も地域内での資源循環を促進し、地元で個人・企業・行政が必要なものを互いに融通しあえる持続可能な社会の実現を目指しサービス運営に尽力してまいります。地域内での資源循環の促進やごみの削減を検討されている、全国の地方自治体や企業からのお問い合わせをお待ちしております。
(参考)リユースに関する連携を行っている自治体
2021年9月27日時点で31箇所の自治体と協定や覚書を締結し連携しています。
北海道:江別市、北見市、白老町、鷹栖町、登別市、紋別市、羅臼町
青森県:弘前市
埼玉県:さいたま市、所沢市、ふじみ野市
千葉県:木更津市
東京都:国立市、小金井市、世田谷区、東大和市、府中市
神奈川県:中郡大磯町、川崎市
岐阜県:関市
愛知県:豊田市、半田市
大阪府:泉佐野市、東大阪市
兵庫県:高砂市
奈良県:田原本町
和歌山県:橋本市
福岡県:宗像市
熊本県:水俣市
大分県:佐伯市
沖縄県:嘉手納町
■「ジモティー」について
「ジモティー」は、様々な情報を都道府県別や市区町村別ごとに一覧化した情報サイトです。ジモティーでは「売ります・あげます情報」「不動産情報」「求人情報」等のカテゴリー別に、利用者の目的に応じて分類された情報が掲載され、利用者は無料で情報交換をすることが可能です。日本初の本格的なクラシファイドサイトとして、2011年11月にサイトをオープンしました。利用者同士の手渡しで取引が可能な品物や利用者の地元の情報が多く掲載されていること、利用料が無料であることから、誰でも簡単に利用できるサービスとして、月間で約1,000万人の方々に利用されています。2021年9月に発表された第4回エコプロアワードにおいては、最高位の一つである「環境大臣賞」を受賞するなど、サーキュラーエコノミーを体現するサービスとして評価を得ています。
URL :https://jmty.jp/
<本件に関して連携を希望される自治体様からのお問い合わせ先>
株式会社ジモティー 経営企画 宮本
MAIL:business@jmty.jp
<本件に関する報道関係の皆様からのお問い合わせ先>
株式会社ジモティー 経営企画 宮本
MAIL:press@jmty.jp