ニュースリリース
開始から約半年で1万品以上のリユースに成功、粗大ごみ減量効果は40t以上
地域の情報サイト「ジモティー」(以下、ジモティー)を運営する株式会社ジモティー(以下、当社)は、東京都日野市と2022年7月1日から実証実験として開始している「ジモティースポット日野」の実証実験期間の延長を決定しました。実証実験では、開始から半年間で、累計1万品以上のリユースに成功しております。粗大ごみ減量効果は約40.8tと試算しており、地域内の資源循環を加速させる活動となっております。
■期間延長について
(1)実証実験の期間
(2)延長理由
実証実験の開始以降、ジモティースポット日野は多くの粗大ごみをリユースすることに成功しており、住民の方からもご好評の声をいただくことの多い取り組みとなっております。今後、実証実験として延長することでより効率的に多くの粗大ごみを減量するための仕組みの構築を目指します。
■ジモティースポット日野について
ジモティースポット日野は、日野市と共同運営する官民連携のリユース拠点です。本来であれば粗大ごみとして廃棄されるものを、他の方が気持ちよく使えるものであれば、何点でも無料で持ち込むことができ、市民の方が気軽にリユース活動に参加できる場所となっております。持ち込まれた不要品は、ジモティーに出品し、必要な方へ販売またはお譲りしています。また、日野市シルバー人材センターとも連携し、既存のリユース事業で販売していたリユース品の一部をジモティーに出品しております。
■これまでの取り組みについて
2022年7月1日~2023年1月31日の期間において、市民から持ち込まれたまだ使える不要品のうち約11,000品を譲渡・販売しました。粗大ごみの削減量は、約40.8tと試算(注1)しております。実証実験では、粗大ごみとしてこれまでは廃棄されていたものでも、ジモティーのメディアとしての集客力を活かし、回収後すぐにサイト上で多くの近隣住民に周知することで、多くのまだ使えるモノをリユースすることに成功しました。また、スポットを利用いただいた方を対象にしたアンケート調査の結果では、利用者の98%から「とても良い・良い」評価をいただいており、地域の方からご好評いただく取り組みとなっています。
■今後の当社の活動について
今回の実証実験の開始後の結果を踏まえて実証実験期間を延長することが決定いたしました。
当社では、今後も地域内での資源循環を促進し、地元で個人・企業・行政が必要なものを互いに融通しあえる持続可能な社会の実現を目指しサービス運営に尽力してまいります。地域内での資源循環の促進やごみの削減を検討されている、全国の地方自治体や企業からのお問い合わせをお待ちしております。
※注1:持ち込まれた不要品の平均重量、リユースされた件数から算出
【ジモティースポット日野の詳細場所】
スポット名「ジモティースポット日野」
・住所:東京都日野市万願寺6丁目5番地の6(リサイクル事務所内)
・実証実験期間: 2024年3月31日(日)まで
※実証実験の期間は予告なく変更する可能性がございます。
■「ジモティー」について
「ジモティー」は、様々な情報を都道府県別や市区町村別に一覧化した情報サイトです。ジモティーでは「売ります・あげます情報」「不動産情報」「求人情報」等のカテゴリー別に、利用者の目的に応じて分類された情報が掲載され、利用者は無料で情報交換をすることが可能です。日本初の本格的なクラシファイドサイトとして、2011年11月にサイトをオープンしました。利用者同士が手渡しで取引が可能な品物や利用者の地元の情報が多く掲載されていること、利用料が無料であることから、誰でも簡単に利用できるサービスとして、月間で約1,000万人の方々に利用されています。2021年9月に発表された第4回エコプロアワードにおいては、最高位の一つである「環境大臣賞」を受賞するなど、サーキュラーエコノミーを体現するサービスとして評価を得ています。
URL:https://jmty.jp/
<本件に関して提携を希望される自治体様、報道関係の皆様からのお問い合わせ先>
株式会社ジモティー コーポレート部 宮本
MAIL:press@jmty.jp