ニュースリリース

地域のリユースインフラとして急拡大。官民連携「ジモティースポット」2025年のリユース成立数140万点・ごみ削減量4,300トンを達成
2026年1月8日

~日本で排出される粗大ごみ・衣類ごみの合計の約6%削減目指し、ドネーション文化の醸成へ~

地域の情報サイト「ジモティー」を運営する株式会社ジモティーは、自治体連携のリユース拠点「ジモティースポット」における2025年の年間実績をお知らせします。 2025年の1年間で、ジモティースポットを通じたリユース成立数は「約140万点、それに伴うごみ削減量は約4,300トン」に達しました。これは一般的なごみ収集車(2トン車)に換算すると約2,150台分に相当します。今後も地域に根差した「捨てない仕組み」の構築を通じ、循環型社会の実現とドネーション文化の定着を目指してまいります。

 

■日本のごみ問題を取り巻く社会課題

現在、日本全体で排出される生活系粗大ごみの収集量は年間約86万トン(*1)、衣類の可燃・不燃ごみ量は年間約48万トン(*2)に及びます。これらを合わせると、年間約134万トンもの資源が、まだ活用の余地を残しながら廃棄されている現状があります。 特に自治体に持ち込まれる粗大ごみや衣類ごみの中には、まだ十分に使えるものが多く含まれています。それらの「まだ使えるもの」を焼却や埋め立て処分することは、自治体の財政を圧迫するだけでなく、CO2排出など地球環境へ多大な負荷をかけており、「廃棄」から「リユース」への早急な転換が求められています。

■「ジモティースポット」が実現するごみ減量と処理コスト削減

当社は「地域の今を可視化して、人と人の未来をつなぐ」という経営理念のもと、情報サイト「ジモティー」を運営しています。既存の流通網ではコストが見合わず廃棄されていた大型家具や日用品のマッチングなど、お金になりづらいが故に放置されたままの地域課題を解決する仕組みを作ってきました。しかし、スマホ操作が苦手な年配の方や対面取引に抵抗がある方など、全てのニーズに応えることができない課題がありました。そこでリアルな拠点を設けることで誰でも気軽に不要品を寄付できる「ジモティースポット」を2021年より開始しました。
現在全268自治体とリユースに関する協定を結び、うち26自治体でジモティースポットを運営しています。

日本全国のごみ処理は、2兆2,921億円の経費がかかっており、単純計算で1トン約5.9万円の処理費用がかかっています(*3)。とりわけ「粗大ごみ」は処理単価が高く、またキャパシティが逼迫しているごみ処理場は増量に連れ限界費用が増加する特徴もあり、自治体において1トンを削減する効果は10万円前後に上るとも推計されます。ジモティースポットはこの高コストな排出分の直接的削減に寄与します。

今後2030年までにジモティースポットを329店舗へ拡大することを計画しています。これにより、年間約8.4万トン(店舗あたり年間254トン)(*4)のごみ削減を見込んでおり、これは日本全国で排出される粗大ごみ・衣類ごみの合計の約6%に相当します。処理単価を単純計算すると、年間で84億円ほどのコスト削減となり、自治体にとっても大きな財政メリットとなります。

■ジモティーが目指す未来:日本に「ドネーション(寄付)文化」を

ごみを減らすだけでなく、その先にある「ドネーション(寄付)文化の定着」を通じた、脱炭素と循環型経済の成長の両立を目指しています。

米国では個人の寄付額が約56兆円(GDP比1.3%)に達する中で(*5)、日本は2兆円強(GDP比0.3%)にとどまっており、かつうち60%以上(約1兆2,728億円)がふるさと納税による寄付となっています(*6)。返礼品を伴わない純粋な寄付は約7,533億円(対GDP比 0.12%)であり、アメリカ(対GDP比 1.3%)と比較すると、純粋な寄付の差は約10倍に広がります。

日本にはもともと「共助」や「互助」といった地域で支え合うための文化的な土壌があります。不要品を譲ることを「地域への寄付」として定着させ、誰もが簡単かつ合理的に寄付に参加できる仕組みを作ることで、ドネーション(寄付)文化を根付かせていきたいと考えています。

さらに将来的には、現在のリユース機能に加え、修理して長く使うための「リペア機能」の追加や、障がい者や外国人など就労に困難を抱える方を積極的に雇用する「ソーシャルインクルージョン」の場としての機能も拡充させます。ジモティースポットは、地域のごみを減らす場所から、地域の人と資源をつなぎ、支え合う「地域社会のインフラ」へとさらに進化してまいります。

 

ジモティースポットについて

ジモティースポットは、「まだ使えるけれど不要になったモノ」を地域のコミュニティ内で譲り合うことが出来る官民連携のリユース拠点です。不要品を譲りたい方は予約なしで持ち込むだけで、次の必要とする人へつなぐことができます。譲り受けたい方は、地域の情報サイト「ジモティー」で商品情報を確認し、店舗で実物を見て購入・引き取りが可能です。リサイクルショップでは買取されないモノ、配送コストがかさむ家具まで、再販価値が低く捨てられがちな「まだ使えるモノ」を幅広くリユースしています。

【市民・自治体にとっての3つのメリット】
<不要品を譲りたい方>
・予約不要、手数料ゼロで、粗大ごみとして処分する手間とコストを削減できます。
<譲り受けたい方>
・手に取りやすい価格、または“無料”でリユース品を手に入れることができます。
(例. 炊飯器が300円、椅子が0円など)
<自治体>
・ごみの排出を抑制し、ごみ減量と地域内での資源循環を効果的に促進します。

地域内での資源循環の促進やごみの削減を検討されている、全国の地方自治体や企業からのお問い合わせをお待ちしております。

 

(*1)環境省 「一般廃棄物処理実態調査 令和5年度調査結果」より
(*2)環境省「令和6年度循環型ファッションの推進方策に関する調査業務」報告書概要版(マテリアルフロー)より
(*3)2023年度実績(環境省報道資料「一般廃棄物の排出及び処理状況等(令和5年度)について」)より
(*4)2025年ジモティースポット店舗平均(オープン翌月から集計、営業日が限定的または一部小規模人口エリア除外)
(*5)Giving USA Foundation『Giving USA 2025』より
(*6)日本ファンドレイジング協会『寄付白書2025』(2024年実績)より

 

【提携を希望される自治体様】
〈自治体様限定〉問い合わせフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSepC3XJpQA5cTRAaTuK-kOw4oZiZ7NmgYmzbsIldhRzKsKZww/viewform

 

【ジモティースポットFC加盟店募集中!】
我々の理念や取り組みに深く共感いただき、ジモティースポットFC加盟店として
共に地域貢献性の高いサービスを創っていただける企業様を【全国で募集中】です。
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〈FC加盟店〉お問い合わせはこちらより
https://jmty.jp/info/jmtyspot_fc

 

<報道関係の皆様からのお問い合わせ先>
株式会社ジモティー 広報G 木下
MAIL:press@jmty.jp