ジモティーは「地域の今を可視化して、人と人の未来をつなぐ」という経営理念のもと、 地域生活における課題を解決することを目的に運営しています。
ジモティーを運営することになったきっかけは、私自身が広告営業を行っていく中でお金にはなりづらいけれど重要な地域情報や、 お金にはなりづらいがゆえに放置されたままの地域課題がたくさん存在することを痛感したことでした。
例えばおばあちゃんが1人で営む裁縫スクール。
地域のコミュニティとして機能しており、
その存在を地元の人が知ることには大きな価値があります。
けれど、スクール規模を拡大することとは無縁です。
例えば走行距離が10万キロを超えた中古車。
処分の仕方によってはそのまま廃車されることになりますが、
実際にはまだまだ走ることができます。
こういったお金という尺度では相対的に価値が小さいとみなされやすくても、
実はそれを切実に必要とする人が世の中にはたくさんいる、そういう大切な情報が無数に存在します。
おばあちゃんの裁縫教室は地域にまだお友達のいない、引っ越してきたばかりの誰かの拠り所になりえます。
走行距離が多くなった車は通勤のためにどうしても車が必要な人にとって、大切な生活の道具になりえます。
私たちはそのような見過ごされてしまいがちな、
けれどとても大切な情報を発信する仕組みを提供することによって、
日常的に営まれる生活の基盤を支えていきたいという思いでサービスを運営してきました。
これまでジモティーを通じて情報を提供していく中で、私たちはたくさんのお客様から励ましのお言葉を頂戴しました。
福祉施設で働く方、シングルマザーとしてお子様を育てる方、地域コミュニティに貢献する活動をされている方。
様々な背景をお持ちの方が地元での暮らしをよりよくする活動にジモティーを役立てていただいています。
これからもジモティーをはじめ地域の暮らしに役立つ様々な仕組みを作り、
これまでの情報を媒介する役割にとどまらず、お客様に寄り添った深いサービスの提供を目指し、
その結果として企業としての継続的な成長を実現し、
またさらに暮らしを豊かにする仕組みに再投資が持続的にできるよう企業運営に努めてまいります。
株式会社ジモティー
代表取締役社長 加藤 貴博