ニュースリリース

八王子市と連携し、粗大ごみのなかで使用可能なものをジモティーを通じてリユースする取組を実施
2022年3月16日

出品した粗大ごみの95%をリユース、約0.8トンのごみ減量に成功!

地域の情報サイト「ジモティー」(以下、「ジモティー」)を運営する株式会社ジモティー (本社:東京都品川区 代表取締役社長:加藤 貴博 以下、当社)は、自治体と連携しリユースを促進する取組の一環として、東京都八王子市(市長:石森 孝志 以下、八王子市)と、回収した粗大ごみのなかでまだ使用可能なものを「ジモティー」に掲載し地域住民の方に譲渡する実証事業を実施いたしました。結果として、2022年1月に行った実証実験で出品した粗大ごみの95%以上を譲渡し、約0.8トンの粗大ごみを削減いたしました。

■背景
当社は「地域の今を可視化して、人と人の未来をつなぐ」を経営理念に、地域情報サイト「ジモティー」を運営しております。現在、月間1,000万人以上の方にご利用いただいており、ここ数年で注目を集めているリユース分野においても、大型の家具や家電を中心に、必要なモノを必要な人へ届ける場を提供しています。

今回の取組は、「ジモティー」を活用し、まだ使える不要品の引き取り手を募集することで、粗大ごみの削減に寄与することを目的に実証事業を実施いたしました。

■実証事業の内容
実証事業では、戸吹クリーンセンターで回収した粗大ごみのうち、まだ使用可能な物の情報をジモティーに掲載し、引き取り手を募集しました。結果として、合計145点を出品し、その内の95%以上にあたる139点を希望する引き取り手に譲渡することに成功しました。譲渡した全139点の総重量にあたる粗大ごみの減量効果は約0.8トンです。

今回の取り組みでは家具や収納ケースの出品を多く行い、プラスチックを含んでいる製品も多数リユースすることができました。譲渡された利用者からは「良いものを無料で譲ってもらい嬉しい」などといった声も届いております。

【譲渡された家具】


当社では、今回と同様にジモティー上にアカウントを設けてモノを出品する取り組みを、現在リユース協定を締結している41箇所の自治体のうち、14箇所の自治体にて実施しております。今後も、持続可能な社会の実現を目指し、地域の皆様がより不要品を簡単に地域の方々へお譲りできる取組を通じ、リユース活動促進をさらに強化してまいります。ごみの削減やリユース活動促進を検討されている、全国の地方自治体の方々からのお問い合わせをお待ちしております。

■地域情報サイト「ジモティー」について
ジモティーは月間で1,000万人以上が利用する地域の情報サイトで、「売ります・あげます情報」「求人情報」「不動産情報」「助け合い情報」等のカテゴリ別になった情報が、都道府県別や市区町村別に掲載されています。ユーザーは登録料や手数料が一切かからず無料で利用できるため、地域の情報インフラとして全国各地に広がっています。近年の事例としては、自治体と提携したリユース活動の促進、食品の譲渡や販売を通じたフードロス削減、災害時におけるボランティア情報のやり取り、ひとり親への支援活動といった用途が増加しています。2021年9月に発表された第4回エコプロアワードにおいては、最高位の一つである「環境大臣賞」を受賞するなど、サーキュラーエコノミーを体現するサービスとして評価を得ています。
URL :https://jmty.jp/

■株式会社ジモティーについて
所在地 :東京都品川区西五反田1-30-2 ウィン五反田ビル4階
設立日 :2011年2月16日
事業内容:ジモティーの企画・開発・運営
URL :https://jmty.co.jp/

<本件に関して提携を希望される自治体様、報道関係の皆様からのお問い合わせ先>
株式会社ジモティー 経営企画室 宮本
MAIL:press@jmty.jp