ニュースリリース

川崎市と連携し、粗大ごみのなかで使用可能なものをジモティーを通じてリユースする取組を実施
2022年2月24日

多摩生活環境事業所の粗大ごみの10%超、約1トンを削減!150品以上をリユースしてごみ減量に成功

地域の情報サイト「ジモティー」(以下、「ジモティー」)を運営する株式会社ジモティー (本社:東京都品川区 代表取締役社長:加藤 貴博 以下、当社)は、自治体と連携しリユースを促進する取組の一環として、神奈川県川崎市(市長:福田 紀彦 以下、川崎市)と、回収した粗大ごみのなかでまだ使用可能なものを「ジモティー」に掲載し地域住民の方に譲渡する実証事業を実施いたしました。結果として、2021年10月~12月の約3か月間の実証実験で150品以上の粗大ごみのリユースに成功し、約1トンの粗大ごみを削減いたしました。

■背景
当社は「地域の今を可視化して、人と人の未来をつなぐ」を経営理念に、地域情報サイト「ジモティー」を運営しております。現在、月間1,000万人以上の方にご利用いただいており、ここ数年で注目を集めているリユース分野においても、大型の家具や家電を中心に、必要なモノを必要な人へ届ける場を提供しています。

今回の取組は、「ジモティー」を活用し、まだ使える不要品の引き取り手を募集することで、粗大ごみの削減に寄与することを目的に実証事業を実施いたしました。

■実証事業の内容
実証事業では、多摩生活環境事業所に持ち込まれた粗大ごみのうち、まだ使用可能な物の情報をジモティーに掲載し、引き取り手を募集しました。結果として、合計173点を出品し、その内の約94%にあたる163点を希望する引き取り手に譲渡することに成功しました。譲渡した全163点の総重量にあたる粗大ごみの減量効果は約1トンです。

なお、2021年10月~12月の期間で多摩生活環境事業所には約1,500点の粗大ごみが持ち込まれており、今回の実証実験ではジモティーを通じて、そのうちの約11%をリユース出来たこととなります。今後より多くの拠点で同様の活動を行うことで川崎市全体の粗大ごみの削減に貢献することも期待できる結果となっております。

【譲渡された家具】

当社では、今回と同様の取組を、現在リユース協定を締結している37箇所の自治体のうち、13箇所にて実施しております。今後も、持続可能な社会の実現を目指し、地域の皆様がより不要品を簡単に地域の方々へお譲りできる取組を通じ、リユース活動促進をさらに強化してまいります。ごみの削減やリユース活動促進を検討されている、全国の地方自治体の方々からのお問い合わせをお待ちしております。

■地域情報サイト「ジモティー」について
ジモティーは月間で1,000万人以上が利用する地域の情報サイトで、「売ります・あげます情報」「求人情報」「不動産情報」「助け合い情報」等のカテゴリ別になった情報が、都道府県別や市区町村別に掲載されています。ユーザーは登録料や手数料が一切かからず無料で利用できるため、地域の情報インフラとして全国各地に広がっています。近年の事例としては、自治体と提携したリユース活動の促進、食品の譲渡や販売を通じたフードロス削減、災害時におけるボランティア情報のやり取り、ひとり親への支援活動といった用途が増加しています。2021年9月に発表された第4回エコプロアワードにおいては、最高位の一つである「環境大臣賞」を受賞するなど、サーキュラーエコノミーを体現するサービスとして評価を得ています。
URL :https://jmty.jp/

■株式会社ジモティーについて
所在地 :東京都品川区西五反田1-30-2 ウィン五反田ビル4階
設立日 :2011年2月16日
事業内容:ジモティーの企画・開発・運営
URL :https://jmty.co.jp/

<本件に関して提携を希望される自治体様、報道関係の皆様からのお問い合わせ先>
株式会社ジモティー 経営企画室 宮本
MAIL:press@jmty.jp